乾燥肌を引き起こす3つの要因

乾燥肌を引き起こす3つの要因について

皮膚は通常、皮脂がつくる皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、セラミドなどからなる角質細胞間脂質の3つの物質がバリアを作り、紫外線などの外部刺激やアレルゲンなどから肌を守り、肌内部の水分が蒸発しない仕組みを作り出しています。しかし、乾燥肌はバリア機能を壊してしまう原因となります。

 

それでは、バリア機能が壊れる主な理由とは何でしょうか。皮脂膜となるべき皮脂の分泌量が低下すると、ダイレクトに刺激が角質層に伝わりやすくなります。

 

皮脂は皮脂腺から1日に約1〜2g分泌されますが、環境や体質で変わります。皮脂の分泌を促す男性ホルモンが少ない小児や女性、老人では皮脂量は少なくなります。

 

分泌量のピークは男性で30代、女性は20代に迎え、その後は減少していきます。また血行不良などで代謝が低下すると皮脂の分泌量も減少します。

 

また皮脂腺は身体の部位により数が違い目の周りや口元は少なくなっています。角質細胞内に存在するNMFはアミノ酸類、乳酸、尿素、クエン酸塩などからなり、水分を抱え込む性質をもっています。

 

このNMFによって細胞内の水分量は一定に保たれるのです。NMFは日焼け、加齢、睡眠不足、ストレスなどで低下してしまいます。

 

角質細胞をレンガに例えると、レンガとレンガの間を埋めてセメントの役割を担っているのが角質細胞間脂質です。このセメントが足りない状態になると、雨漏りしやすくなるようなものですから、バリア機能が低下するのです。

 

角質細胞間脂質はセラミドが大部分を占め、他の脂質と一緒に立体構造(ラメラ構造)となり水を挟み込み保水します。角質細胞間脂質が足りなくなると保水機能も低下します。

 

アトピー性皮膚炎の方は、セラミドの量が通常の量と比べて3分の1ほどしかないことが分かっています。これは穴があいた傘を差しているようなもので、刺激に対して無防備で、いろいろなアレルゲンが肌に進入しやすいと言えます。

 

肌を外的刺激から守るためにある角質層が乾燥して角質のバリア機能が損なわれると、肌を守ろうとして厚くなります。この際、急に角質層を作ろうとするために産生が間に合わず、未熟な角質細胞ができてお肌がごわついてしまうことがあります。

 

乾燥肌の原因やバリア機能が低下するメカニズムは複雑ですが、正しく知ることで、スキンケアもシンプルで効果的になるでしょう。

 

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